スイスアルプス・ハイキング旅行(第4日目)
 (グリンデルワルドーエッシネン湖ーツェルマット)
6月26日:マッターホルンの街Zermatt へ移動の日である。ひろげた荷物をまたバッケージするのは億劫だが
朝食前迄にやっておかねばならなかった。
 
バスは8時半に出発し、途中南オーバーランドのKanderstegで2人乗りのリフトに乗ってエッシネン湖に向かう。
2人乗りリフトは日本のとは異なり、横向きに2人並ぶようになっていて上りには目前のドルデンホルンやフリュンデン
ホルン、ブリュリスアルプ等の3,600m 級の山々が目の前に広がる。しかも岩山の下は氷河で更に氷河の先端から
滝が一気に樹林帯まで落ちている。リフトは安全棒が掛けられていて危険性はないが、この急峻な崖を見ていると
高度恐怖症に陥る。
 
リフト終点から30分程度の軽いハイキングコースで途中高山植物が綺麗である。
湖は氷河の水が出口を別の氷河の土砂が塞いで出来たもので、水は綺麗でマスが放流されたりしていた。湖畔には
瀟洒なホテルがあり、牛も放牧されて湖と共に絵本になる風景だった。


昼食後、再びバスに乗ってツェルマットに向かうが、その前に今見てきた3000m級の山々をくり貫いたトンネルがある。
このトンネルは列車専用でバスや乗用車を乗客を乗せたまま貨車で運ぶ、いわゆる
カートレインである。バスに乗った
まま狭い貨車にバスを載せ、更に幾つもの貨車の連結器の上を移動していく運転手の技術に思わず拍手が沸いた。
 
長いトンネルを抜けて再びバスは走っていくが、ツェルマットの一つ手前の街までである。そこから一駅電車に乗って
ツェルマットに入る。そこは電気自動車のみの街だからバスは入れないのである。駅から歩いてホテル到着は16時
だった。ホテルまでの通りにはRolexとかオメガー、BALLY 等のブランド店が並んいた。ここもまた日本人観光客が多い。
ホテルの名前はHOTEL NICOLETTAで部屋によっては窓からマッターホルンが見えるが手前に工事中のホテルが
あり工事用クレーンがその眺望を壊していた。
 
部屋に入り早速、電話を調べたところ電話機にデータポートFAXポートまでもついているし、別のテーブルにも電源の
プラグもあるし、電話ジャックの差込口もある。電話ジャックは当然スイス式で持参してきた変換アダプターを入れてモ
デムセーバーに繋いだところ緑ランプが点いた。ipass を起動したら、アクセスポイントもZermattにあり、漸く通信が出
来るので、喜んで早速自宅とNifty のフォーラム「旅先通信の部屋」、MLのtabinet にEmailを発信した。
ところがNiftyと自宅には届いたが、tabinetのfreeml.com には届かなかった。ODN のローミングサービスとしてipass を
使っているのでfreeml.com などには対応してないのかも知れない。
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