グランモンテ(4日目) 

欧州アルプススキーも後半に入り4日目、明日からはスイスのツェルマットに
入るのでフランス領内は今日が最終日です。
朝からスーツケースの荷物を纏めて、シャモニーの東アルジェンチェールに向かう。
一昨年夏、最終日に登った展望台グラモンテ(3275m)を目指すが、強風の為、
ログナン(1972m)からのロープウェイが動いておらず、残念ながらアルジェンチェール
の氷河滑りは出来ず、ゲレンデ滑降となった。しかし最も雪質が良くゲレンデも
広いので、人気のスキー場である。おまけに今日は土曜日、スイスナンバーの車
も多い、ジュネーブあたりからはスイス領内のスキー場に行くより便利が良いのだ。

夏、ここもモンブランの展望には絶好の場所なのだが、観光客はエギュー・ド・ミディ
の方に行ってしまい殆んど来ない。むしろ夏スキーの愛好家が来るところで、
ゲレンデも広く、その一部を滑っただけなのに2度と同じところを滑ることもなく一日が過ぎた。
何しろ今日滑ったところだけで全体の1/3にも満たないとのこと。
最高到達点はBochard(2750m)で、そこからは昨日滑ったヴァレーブランシュや
一昨日滑ったところを見渡すことが出来た。
午前中思い切り滑った後、アルジェンチェールの街でレストランに入り、テラス
で日光浴をしながら遅い昼食を摂った。食事の後日本人のカップルがから話掛けられ、
明日グラモンテを越えてアルジェンチェール氷河をトラバースし、シャルドーネの肩の
小屋に泊まり、更にツール氷河を超えていくスキーツアーに行く予定とのことだった。
40代と思われるカップルだが、相当きつい行程で体力もいるそうだ。
でも、女性はかなり頑丈そうな体格をしていたので、その方面のベテランでしょう。

食事の後は一路スイスのツェルマット目指して行きました。一昨年夏以来の懐か
しい再訪問です。ツェルマットは電気自動車の街で、手前の駅で車を駐車し
電車にて一駅乗ります。
ホテルは駅前で便利なところでした。おまけにこちらに来て初めてパソコン通信
が通じる電話があり、溜まっていたメールを纏めて打ちました。因みにipassの
更新をしたら、スイス国内は全て全国共通のアクセスポイントになっていました。
どこでも常時接続が通常になって、ダイヤルアップはアクセスポイントが
どんどん統合されていくのですね。

夕食はスイスワインと牛肉のスープホンデュでお腹一杯となった

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